2015年入社
プロデュース

Q.現在の仕事の内容を教えてください

自分の担当するアーティストやアニメ作品のことをひたすら考えることが仕事です。音楽を発信する側も受け取る側も好みや流行はバラバラですので、アーティストが良きタイミングに良い音楽を提供できるように調整するのが、私たちの役目だと思っています。

しかし、音楽を作るにも、実際に企画が立ち上がってから、それが多くの方々のお手元に届くまで、様々な分野の何十何百ものスタッフが制作過程に携わることになります。 その大勢のスタッフが同じ方向を向いて、アーティストの作品がより多くの方に届くように、中心にたって舵取りをしていきます。調整とは、そういうことです。

日々の実作業については、メールのやりとりや書類を作ったり現場に立ち会ったり、ごくごく普通のサラリーマンと変わらないと思います。

Q.リフレッシュ方法は?

とにかく食べることですね。 見た目が細いので良く驚かれますが、痩せの大食いということもあり、 色んなお店を渡り歩いて毎日しっかり食べています。 毎日忙しなく仕事をしていると、時間がなくてどうしても食事を疎かにしがちですが、 栄養が足りてないと肉体的にも精神的にも仕事に集中できません。 夜、行きつけの居酒屋の店主との他愛のない会話は、仕事を忘れさせてくれます。

また、宅飲みもするので、自炊ももちろんします。 雑念を捨てて、無心で何かを作るのは結構リフレッシュになります。 とはいえ、漢の料理ですが、普通に作れば美味しい未来が待っている、というのも自炊の醍醐味ですね。 一人暮らしをするなら圧力鍋、良いものを買っておいたほうが良いですよ。重宝します。

Q.仕事で充実していると感じるときは?

仕事の中で良い刺激を受けたときです。

私はクリエイターではないので、自ら何かを生み出していくことはできません。 音楽を取り扱う会社に所属はしていますが、自分で詩を書いたり、メロディを作ったりすることは容易にできることではないです。

それでもこの仕事は、日々、音楽が生み出される現場に携わることができます。 多くのクリエイターの素晴らしい仕事に感銘を受けますし、 そして、生み出された音楽が、多くの人が聴くところになり、楽しんで頂けると思うと、携わる一人の人間としてとてもワクワクします。

時に仕事は辛く、逃げ出したいこともありますが、そういった刺激を感じられることが、この仕事を続けるやりがいに繋がっているな、と思います。

他の先輩のインタビューを見る